概要

ベーカーマッケンジーは、その広大なグローバルネットワークと各国規制当局との良好かつ強力な連携関係、及び新興分野における豊富な経験を活かして、金融機関やテクノロジー企業に対し、急速に進歩するフィンテック産業に関わる様々な課題に関してアドバイスを提供しています。

当事務所は、金融機関、世界的なデジタル企業、規制当局、テクノロジーインキュベーターやスタートアップ企業など、フィンテック産業のバリューチェーンの各段階において重要な役割を担う企業や組織に対し、分散型台帳技術、人工知能(AI)/機械学習、ビッグデータ、個人情報保護、サイバーセキュリティ、レグテック(RegTech)、インシュアテック(InsurTech)等、多方面にわたる法的課題に関してアドバイスを提供しています。当事務所の専門家は、市場参入、製品イノベーション、及びライセンス供与等に関わる課題の解決に精通し、イノベーションの価値を希薄化させ得る法規制、知的財産、あるいは契約上のリスクを特定・軽減するための支援を提供することが可能です。

主要実績

  • シンガポール、オーストラリア、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、韓国、台湾、及びタイにおける通信、決済システム、及び金融サービスに関わる複雑な規制の枠組みに関して、決済サービス企業にアドバイスを提供。現地におけるライセンス供与、営業規制及び個人情報保護規制、並びにワンクリック決済、モバイル決済システム、危機管理サービス等、各国で規制の対象となる各種サービスの提供に課される外資規制に関して、アドバイスを提供。
  • 日本における決済ビジネスの立ち上げに関して、米国のフィンテック関連スタートアップ企業にアドバイスを提供。
  • 日本における支払処理プラットフォームの立ち上げに関して、中国のテクノロジー企業にアドバイスを提供。
  • 日本向けのオンライン金融商品及びプラットフォームに関して、米国、欧州、アジア太平洋地域の様々な金融機関にアドバイスを提供。
  • 米国を拠点とする複数のフィンテック関連スタートアップ企業への出資に関して、日本のフィンテックファンドにアドバイスを提供。