概要

エネルギーおよびインフラ資産の交換が引き続き必要であることから、世界規模での投資が求められています。国際エネルギー機関の推計によると、2015年から2040年にかけて、世界のエネルギー分野には68兆米ドル以上の投資が行われると言われています。従来の公的な資金調達手段では不十分となり、次世代のプロジェクトを実現するためには、創造性と革新性が求められています。

このような大規模な計画には、国境を越えた経験と、国内外の課題に合わせたソリューションを考案する能力が必要です。私たちは、先進国、途上国を問わず、46カ国でシームレスに活動し、プロジェクトの構築、買収、資金調達、実施、投資の管理をサポートします。 65年以上にわたり、世界中の国際的なエネルギー、鉱業、インフラプロジェクトを専門に扱ってきたこの分野での豊富な経験をもとに、投資家と金融機関の両方のニーズを理解しています。

ベーカーマッケンジー東京事務所では、エネルギー・鉱業・インフラストラクチャグループを組成し、同分野のクライアント企業に迅速かつ的確なアドバイスを提供できる体制を整えています。当グループは、所内の各業務分野(独占禁止法・競争法、コーポレート/M&A、紛争解決、知的財産、及び税務・移転価格グループ等)に蓄積された知識と経験とを集約し、エネルギー・鉱業・インフラストラクチャ分野で事業を展開する企業が直面する様々な課題について、以下のようなリーガルサービスを提供します。

  • 独占禁止法・競争法 - 当事務所の弁護士は、取引前の合併通知や政府当局への届出から、独占禁止法・競争法に関する訴訟問題のあらゆる側面についてアドバイスします。
  • 銀行・金融 - プロジェクト、買収、イスラム金融、ストラクチャード・ファイナンス、トレード・ファイナンスの新しい方法、金融規制、ファンド、証券化に関する問題など、あらゆる面でアドバイスを提供しています。
  • 紛争解決 - エネルギー産業チームは、戦略的な訴訟分析から、訴訟サービス、仲裁相談、裁判外紛争解決まで、あらゆる側面をカバーしています。
  • 労働 - 労働法や複数国にまたがる労働プロジェクト、報酬・福利厚生、株式報酬、グローバル移住、安全衛生、労使関係、労働組合・職場協議会の問題など、あらゆる分野でお手伝いします。
  • 環境および環境市場 - 私たちは、世界中のあらゆる場所における環境法および規制のリスクと機会に対応するために、企業を支援することに長年取り組んできました。
  • グローバルな財務リストラクチャリングおよび倒産 - 戦略的および法的な代替案を分析し、緊急の懸念に対して明確かつ適切な解決策を提供します。当チームは、エネルギーやインフラに関連する財務リストラクチャリング、倒産、破産、訴訟、ディストレストM&Aの問題をあらゆる側面からサポートします。
  • 知的財産権 - 特許や商標の登録、ポートフォリオ管理、出願、訴訟に関するあらゆるケースをサポートします。
  • M&A - ポートフォリオ戦略、プライベートおよびパブリックM&A、株式や資産の売却、ジョイントベンチャー、民営化、オークションやテンダーオファー、レバレッジドバイアウト、企業再編やリファイナンスなど、様々な問題を理解しています。
  • プライベート・エクイティ - 新規ファンドの設立やストラクチャリングから、運用、買収、売却、最終的な出口計画や清算に至るまで、グローバルなアドバイスを提供しています。
  • 税務 - 戦略的計画、運営、取引から生じる一般的な税務計画、コンプライアンス、M&Aや企業再編の税務計画、事業統合、事業分割、州・地方税の問題、税務論争や訴訟、移転価格戦略などについてアドバイスします。

当グループは、以下の分野でのアドバイスも強みとしています。