【東京発2019年9月10日】ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)(所在地:東京都港区、代表パートナー:近藤浩、以下、「ベーカーマッケンジー」)は、アサヒグループホールディングス株式会社(以下、「アサヒグループ」)がAnheuser-Busch InBev SA/NV(以下、「AB インベブ社」)の傘下であるカールトン・アンド・ユナイテッド・ブルーワリーズ(以下、「CUB」)を買収するに際し、株式会社三井住友銀行(以下、「三井住友銀行」)に対して法的アドバイスを提供しました。

アサヒグループは、AB インベブ社よりCUB及びその関連事業を2019年7月19日に純負債ゼロの企業価値を前提とする160億豪ドル(約1兆2,100億円)で、買収することで同意しました。クロージングは2020年第1四半期になる見込みです。

ベーカーマッケンジーでは、東京事務所のギャビン・ラフテリー及び北村辰一郎がリードパートナーとして本案件を率い、シニア・アソシエイトである堀川恵美子が携わりました。

本案件について北村弁護士は、「目まぐるしく変化する市場の中、このような非常に重要な案件において、三井住友銀行とアサヒグループを支援させていただき大変光栄に思います。長期的な視点で日本企業がグローバルでの競争力をより高めるために最大限のサポートを提供すべく尽力して参ります」と述べています。

さらに、ベーカーマッケンジーのアジア地域における銀行・金融グループの代表を務めるラフテリー外国法事務弁護士は、「このような複数の法域にまたがる複雑な案件は、私たちの買収ファイナンス分野における高い専門性と優位性があるからこそ成せるものと信じています。本取引をスムーズかつ成功裡に終えることができ嬉しく思います」と述べています。

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