概要

企業は、急速なデジタルトランスフォーメーション、サステナビリティやその他ESGへの期待や説明責任の高まり、サプライチェーンの課題、企業再生や倒産の脅威、法域を超えた規制当局間の連携や法執行の取組強化など、新たな経営リスクの高まりに直面しており、グローバルな紛争はより頻繁に、より複雑に、より高額になっています。このような背景から、グローバル市場でビジネスを守るためには、広い視野で重要な案件を任せられる弁護士が必要となります。

ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)の紛争解決グループは、国内外の紛争処理に精通した弁護士、外国弁護士及びサポートスタッフのチームが、世界最大級のローファームであるベーカーマッケンジーの紛争処理ネットワークを活用し、日本国内はもとより、新興諸国を含めた世界各国における様々な紛争対応及び紛争リスク対応にあたっています。

取扱業務は、国内民事訴訟、仲裁、国際商事仲裁、クロスボーダー訴訟、製品事故等の重大リスク事案への対応、紛争予防に関するアドバイスなど、多岐にわたります。

特にアジア全域をはじめ、米国、欧州、中南米、中近東、アフリカ、東欧・CIS諸国など、世界的なネットワークを持つベーカーマッケンジーの潤沢なリソースを活用した、国際訴訟、仲裁などのクロスボーダー事案については、比類のない実績を積み重ねています。また、敵対的な訴訟や仲裁による紛争解決がクライアントの最善の利益に必ずしもそぐわないケース等において、当事務所の専門家は、和解交渉を通じた友好的な紛争解決にも精通しています。

いかなるタイプの案件でも、クライアントのニーズを最優先に、迅速かつ経済効率性の高い解決を目指すことが、私たちのモットーです。