概要

ベーカーマッケンジーは、欧米はもとより、アジア、中南米、アフリカ中近東、東欧・CIS諸国など、世界全域の現地オフィスに訴訟専門弁護士を配し、これを一つの業務分野として国境を超えて連携することにより、国際的な訴訟案件についても、迅速かつシームレスに対応しています。海外での重大な訴訟については、現地弁護士にすべてを委ねるのではなく、東京事務所の弁護士と外国弁護士が現地チームと一体となり、速やかな情報収集、問題評価、対応策の検討を行うことにより、グローバル化する日本企業の本社レベルでの的確な訴訟対応を支援しています。

主要実績

  • 米国の産業機器メーカーを相手取った民事訴訟において、日本の電子機器メーカーを代理。当該米国企業から買収した事業をめぐって発生した未公開特許に係る特許権侵害に関連し、当該日本の電子機器メーカーが賠償金を請求した。
  • 日本の化学メーカーに対し、タイにおける別の日系化学メーカーとの建設エンジニアリング契約をめぐる紛争に関して、戦略的アドバイスを提供。
  • 日本の貸金業者に対する115億円の損害賠償請求に関して、インドのコンピュータソフトウェア・システム販売会社を代理。
  • 肥満税の課税をめぐるメキシコ税務当局との折衝において、日本の食品会社を代理。メキシコの裁判所は、当該日本の食品会社の製品は肥満税の課税対象ではないと判断した。
  • 日本の政府関連研究機関により申し立てられた6,500万米ドルの損害賠償請求に関して、オーストラリアの製薬企業にアドバイスを提供。
  • オフィスの賃貸借契約の解約に関わる3,000万円のリース訴訟に関して、フランスのメディア企業を代理。