ベーカーマッケンジーは、国連の17の持続可能な開発目標(SDGs)及び2030アジェンダの達成に向け必要なスピードと規模感をもって、民間セクターの取組を前進させる国連グローバル・コンパクト(UNGC)のイニシアチブ、「Forward Faster」に賛同したことを発表しました。ベーカーマッケンジーは、本イニシアチブの始動と同時に賛同する企業として、当ファームが優先的に取り組むSDGsの達成を目指しつつ、協働に努めます。

「Forward Faster」は、2030年までに17のSDGsすべてを前進させるため、民間セクターが一丸となり最大かつ最速のインパクトを与えることができる分野において、測定可能で信頼できる意欲的な取組を促すべく、あらゆるビジネスリーダーに呼びかけるものです。

「Forward Faster」の下、ベーカーマッケンジーはジェンダー目標を掲げ、特に2030年までにあらゆるマネジメント層において男女平等となる構成、参画、リーダーシップを目指すことを約束しました。男女平等はベーカーマッケンジーにとって長年の優先課題であり、2019年にグローバルジェンダー目標(2025年7月までに女性40%、男性40%、およびフレキシブル20%比率とする)を設定しています。

チーフ・サステナビリティ・オフィサーであるAlyssa Auberger(アリッサ・オーベルガー)は、「意義ある持続可能な変化をもたらすためには、一丸となって取り組むことが不可欠です。この私たちの信念の下、本イニシアチブの始動と同時に貢献していくことが重要であると考えています。サステナビリティと男女平等は私たちのコアバリューの一部です。私たちのグローバルネットワークと専門知識は、サステナビリティと男女平等のイニシアチブを推進するのに有益となります。志を同じくする組織と関わり、「Forward Faster」のようなグローバル規模のイニシアチブを前進させる機会に関われることを嬉しく思います」と述べています。

António Guterres(アントニオ・グテーレス)国連事務総長が今年初めに発表したSDGs進捗報告書によると、SDGsの目標のうち、順調に進んでいるのはわずか15%で、48%の進捗は弱く不十分であり、37%が停滞しているか、後退しています。

ベーカーマッケンジーのグローバル・エグゼクティブ・コミッティーのメンバーであるJoyce Smith(ジョイス・スミス)は、「本イニシアチブは、SDGsを前進させる上で、民間セクターにとって極めて重要な取組となります。私たちはその一翼を担い、私たち自身のグローバルビジネスとしての役割を果たすべく協働していけることを嬉しく思います」と加えています。

2015年以来、国連グローバル・コンパクトに積極的に参加している当ファームにとって、「Forward Faster」への賛同は、当ファームの価値観とポジティブな変化をもたらすというコミットメントを改めて公約するものであり、最新の年次サステナビリティ報告書に詳述されている通り、サステナビリティ戦略の不可欠な一部です。