ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)(所在地:東京都港区、 代表パートナー:近藤浩)は、本年2月1日付で、当事務所コーポレート/M&Aグループに国際通商専門家である松本泉弁護士をカウンセルとして迎えました。

松本は、当事務所入所以前には、2007年から2020年にかけて経済産業省に勤務し、ロシア・中央アジア・コーカサス室長等を務め退官。同省においては、日EUEPA交渉やWTO補助金協定に関する日米欧交渉、WTO紛争処理案件、BREXIT問題などに従事していました。

主な取扱分野は、通商法、貿易・投資規制、通商紛争(WTO紛争処理)、輸出管理などを担当します。アンチ・ダンピング、相殺関税及びセーフガード等、貿易救済措置に関わる課題のほか、関税分類及び関税評価、輸出規制及び制裁措置、関税待遇、FTA・EPAの適用、並びに公共調達等にも精通しています。

2004年に慶應義塾大学を卒業し、その後、2007年に東京大学法科大学院を卒業、2014年にハーバード大学ケネディ・スクール、2015年ハーバード大学ロースクールを修了し、ニューヨーク州の弁護士資格を保有しています。 2021年には東京弁護士会にて弁護士登録しています。

ベーカーマッケンジー東京事務所の代表パートナーである近藤浩は、「刻々と変動を続ける国際情勢の中、新たな秩序形成に向け、世界で多くの企業が喫緊な課題解決に取り組んでいます。通商紛争や制裁の不明瞭性が増す中、松本の経済産業省における実務経験は、国内外の企業に比類なきアドバイスをご提供できるものと確信しております」と述べています。