【東京発 2019年6月19日】ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)(所在地:東京都港区、代表パートナー:ジェレミー・ピッツ、以下「ベーカーマッケンジー」)は、モバイルデータソリューション事業、新規IT関連事業およびエンターテインメント関連事業を柱とするIT機器メーカー大手であるサン電子株式会社(所在地:名古屋市中村区、代表取締役社長:山口正則)の連結子会社による総額110百万米ドルの優先株式発行および戦略的パートナーシップの設立に関して法的アドバイスを提供しました。

本案件は、サン電子株式会社の連結子会社であるイスラエル国Cellebrite Mobile Synchronization Ltd.(以下「Cellebrite社」)が、イスラエル国のベンチャーキャピタルであるIsrael Growth Partners Capitalの投資ビークルであるIGP SAFERWORLD, LIMITED PARTNERSHIP(以下「IGP社」)を共同投資家として迎え入れるために、Cellebrite社がIGP社を引受先とする第三者割当による総額110百万米ドルの優先株式を発行し、戦略的パートナーシップ設立のための株主間契約を締結したものです。

本案件は、ベーカーマッケンジー東京事務所コーポレート/M&Aグループ木村裕をリードパートナーとし、東京事務所のシニア・アソシエイトである富本聖仁および稲葉正泰、並びにアソシエイトの長橋佑太朗が携わりました。

本案件について、東京事務所の木村裕弁護士は、「当ファームにおける比類ないグローバルネットワークの強みを生かし、モバイルデータソリューション事業を牽引するサン電子株式会社の国境を越えた高度な本案件に関与することができたことを心から嬉しく思います。グローバル化が急速に進む中、世界における日本企業の競争力を高める一助となるよう今後とも努めていく所存です」と述べています。

本案件の詳細はサン電子株式会社のウェブサイトをご覧ください。

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