公正取引委員会は、並行輸入の妨害による独占禁止法(「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」)違反の疑いで、アメアスポーツジャパン株式会社、及び米国法人であるウィルソン・スポーティング・グッズ・カンパニーに対する調査をかねてより行っていたが、本件を確約手続に付すこととし、2022年3月25日、両社から申請された確約計画を認定して、審査を終了した。確約手続の下での確約計画の認定による事件処理は、違反被疑事業者による独占禁止法違反を認定しない点に特徴があり、今後は両社により確約計画が実施されることとなる。

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