2019年7月11日、米国司法省反トラスト局は、企業のコンプライアンス・プログラムを扱う新たな方針を公表しました。反トラスト局は、他の司法省の部門とは異なり、企業に制裁を科すか否か及びどのような制裁を科すかを決定する際に、以前は企業のコンプライアンス・プログラムを考慮しておらず、刑事上の罰金を減額するために企業のコンプライアンス・プログラムを評価することはほとんどありませんでした。この新たな方針は、反トラスト局がコンプライアンスをどのように捉えるかについて劇的な変化を示しています。

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