(本リリースは2022年10月13日、グローバルで発表した英語版の抄訳です)

2022年度(6月30日まで)のフィー収入は5.5%増
• 記録的な利益を維持
• 強い逆風にもかかわらず、好調な業績
• 新たな人材の育成と投資が重要な優先課題

【ロンドン/シカゴ発 2022年10月13日】ベーカーマッケンジーは、2022年度(2021年7月1日から2022年6月30日まで)の年次決算において、全世界のフィー収入が33億米ドルであると発表しました。対前年度増収率は5.5%、為替変動の影響を除いた実質ベースは8.2%アップとなりました。

記録的な増益を達成した前年度から、パンデミック後に向けて以前の業務体制へ戻りつつある中、新たな人材、テクノロジー、ポストコロナ時代でのオフィス施設の利用法を再考するなど戦略的投資を継続したことから、ここ数か月で一部費用が膨らんだものの、当期利益は12億4千万米ドルと、前年度と同程度の水準となりました。

世界全体では、北米が特に好調で12.1%、アジア太平洋地域が3.3%、欧州・中東・アフリカ地域が3.4%、ラテンアメリカが4.1%と成長を記録しました。

産業分野別に見ると、ベーカーマッケンジーは、ヘルスケア・ライフサイエンスおよびテクノロジー分野が引き続き拡大しており、それぞれ9.6%と8.8%の成長を記録しました。また、エネルギー価格の上昇および新しい生産能力を生み出す必要性から、エネルギー・鉱業・インフラ(EMI)分野も成長の大きな推進力のひとつとなり、当期は10.8%の伸びを示しました。

ベーカーマッケンジーの業務分野では、プライベート・エクイティが25.7%、M&Aが9.2%、独占禁止法が10.2%増と、特定の分野で好調となりました。また、多くの企業が、より少ない費用でより質の高いワークスペースを確保する取り組みから、不動産分野も非常に活況でした。

ベーカーマッケンジー グローバル・チェアであるMilton Cheng(ミルトン・チェン)は、次の通り述べています。「前年度の好調な業績をもとに、今期も再び記録的な成長を維持することができました。私たちは将来に向けて戦略的な投資を続けています。」

「ベーカーマッケンジーのグローバルリーチ、専門知識の幅と深さ、各国市場に根付いた強みは、経済サイクルにおいてお客様の強力な下支えとなります。私たちはその規模を活かし、お客様のニーズや市場動向に合わせて迅速に対応し、企業が不確実な状況から好機を掴めるよう、ターゲットを絞ったアドバイスを行うことができます。」

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