ベーカーマッケンジー、大和証券グループ本社によるGlobal Xへの投資に関して法的アドバイスを提供
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)(所在地:東京都港区、代表パートナー:近藤浩、以下「ベーカーマッケンジー」)は、株式会社大和証券グループ本社(以下「大和証券グループ本社」)によるGlobal X Management Company Inc.(以下「Global X」)への投資に関して法的アドバイスを提供しました。今回の投資は、Global Xが発行する1億2,000 万ドルの転換社債に対して、大和証券グループ本社が投資を実行するもので、投資実行から5年後にグローバルXの普通株式に転換し、少数株主になることを選択する権利が付与されます。
2019年9月には、大和証券グループ本社、大和投資信託委託株式会社、Global Xの3社により、ETFビジネスを 通じて日本の顧客の資産形成をサポートする合弁会社「Global X Japan 株式会社」が設立されましたが、今回の 投資実行を通じて、日本国内のETFビジネス拡大に向けて、大和証券グループと Global Xのさらなる協働が推進されることが期待されます。
現在、世界のETF資産の半分以上を占める米国ETF市場は、幅広い投資家に低コストで効率的な投資ソリューションへのアクセスを提供しています。日本のETF市場は世界で3 番目に大きいものの、ETF の浸透はまだ初期段階にあり、今回の投資は、Global X Japanの合弁事業と相まって、ETF 商品に対する日本の投資家の拡大していく需要を満たすための基盤を構築することになります。
ベーカーマッケンジーでは、東京事務所の茨城敏夫がリードパートナーとして本案件を率い、パートナーである板橋加奈、シニア・アソシエイトである阿部諭、並びにニューヨーク事務所のパートナーであるSteven Canner、アソシエイトであるAndrew Sagor、Airi Hammalov、Santiago Corcuera及びAndrew Cohenが携わりました。
本案件について茨城は、「事業戦略上重要なこのような案件において、大和証券グループに法的アドバイスを提供させて頂き、非常に光栄に思います。世界でも重要な日本のETF市場を牽引する大和証券グループ及びGlobal Xにより、今後益々日本の投資家の方々にとって有益かつ魅力的な商品が増えることを祈念しております」と述べています。