ベーカーマッケンジー、三井化学による米国Ultradent社の買収に関して法的アドバイスを提供
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)(以下、「ベーカーマッケンジー」)は、三井化学株式会社(以下、「三井化学」)による米国のUltradent Products, Inc.(以下、「Ultradent社」)の買収に関し、法的アドバイスを提供いたしました。
本件では、三井化学の米国子会社であるMitsui Chemicals America, Inc.が新設する持株会社を通じて、Ultradent社の株式及び事業用資産を取得し、同社を完全子会社化する予定です。取得価額の総額は約9億米ドル(一定の価格調整を前提)とされています。本件は、各国の競争法に関する承認を含む通常の前提条件の充足を経て、2026年9月の完了が見込まれています。
三井化学は、日本を拠点とする総合化学メーカーであり、「ライフ&ヘルスケア・ソリューション」等の成長領域を中心にグローバルに事業を展開しています。特にライフ&ヘルスケア分野では、M&Aや提携を通じた事業拡大を推進しています。
Ultradent社は米国に拠点に置く歯科材料メーカーで、ホワイトニング・修復材の分野においてグローバルトップ企業の一つであり、北米市場において強固な販売基盤を有しています。
本件は、三井化学が2013年にドイツのKulzer社を買収して以降推進してきたオーラルケア事業の更なる成長のため、最大市場である米州における事業基盤の強化及び製品ポートフォリオの補完関係を活かしたシナジー創出を目的とするものです。
ベーカーマッケンジーは、本クロスボーダー取引における包括的なリーガルサポートを提供いたしました。本件は、東京事務所コーポレート/M&Aグループのパートナー遠藤聖志が中心となって率い、同グループのパートナー富本聖仁、アソシエイト岩本彩花、後藤壯一朗、山田成彦及び石井叡のほか、不動産グループのパートナー川村麻紀及びアソシエイト冷水亮太、ファイナンス&プロジェクトグループのパートナー和田卓也、独占禁止法・競争法グループのシニア・アソシエイト山口涼及び篠浦雅幸、IPテックグループのパートナー岡田次弘及びシニア・アソシエイト中野綾子がチームとして協働しました。また、シカゴオフィスのパートナーWilliam J. Rowe及びElizabeth Barber、更にサンフランシスコオフィスのパートナー Sarah Swainらを中心とする米国チームとも緊密に連携しました。
遠藤は、「三井化学という日本を代表するリーディングカンパニーが、競争の激しいグローバル市場において、オーラルケア分野における事業基盤の強化とグローバル展開を加速させる重要な一歩となる本件においてご支援を提供できたことを大変光栄に思います。ベーカーマッケンジーは、複雑なクロスボーダーM&Aにおけるグローバルチームの連携を強みとしており、本件においてもその総合力を結集してサポートいたしました。今後もクライアントの成長戦略の実現に力強く貢献してまいります」と述べています。
更なる詳細につきましては、三井化学のプレスリリースをご参照ください。
