【東京発 2016 年8 月10 日】ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)(所在地:東京都港区、代表パートナー:ジェレミー・ピッツ)は、シチズン時計株式会社(以下、「シチズン時計」)がスイス・ジュネーブに本社を置き、数カ国に子会社を持つ時計製造グループFrederique Constant の持株会社であるFrederique Constant Holding S.A.(以下「フレデリック・コンスタント社」)の株式100%を取得する案件において、シチズン時計を代理しました。同社は、高級腕時計ブランドの「フレデリック・コンスタント」「Alpina」および「DeMonaco」を展開しています。本件に関わる買収金額は非公開です。

ベーカー&マッケンジーでは、ジュネーブ事務所のMartin Anderson をリードパートナーとし、コーポレート部門アソシエイトのJingjin Guo および高級品業界に詳しいパートナーのHubert Gilliéron が参加した他、東京事務所からはパートナーの近藤浩およびパートナーの渡邊早波里が本件に携わりました。

ジュネーブ事務所のM&A プラクティスグループの代表を務めるMartin Anderson は「本件に関してシチズン時計と協業できたことを大変光栄に思います。本件は、同社のマルチ・ブランド戦略に貢献し、同社の企業価値および高級腕時計市場におけるポジショニングを更に高めることになるでしょう。本件は、東京事務所およびフレデリック・コンスタント社の子会社がある各国の専門家チームの協力を得て、成功に導くことが出来ました。企業のグローバル化支援における当事務所の豊富な実績が、クロスボーダー案件における当事務所の専門性の価値を最大化したといえます」と述べています。

東京事務所のコーポレートM&A グループの代表を務める近藤浩は「シチズン時計にとって非常に意義のある案件に関わることが出来、大変光栄に思います。ジュネーブ事務所のMartin Andersonと共同で代理を行ったことで、迅速かつシームレスな法的サポートを提供することが出来ました。シチズン時計のブランド・ポートフォリオを強化する重要な案件に携わることが出来、非常に喜ばしく思います」と述べています。

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