2019年12月19日、欧州連合司法裁判所(CJEU)の法務官は、EU一般データ保護規則(GDPR)のもとでEU域外へのデータ移転を行う際に用いられる標準契約条項(SCC)の有効性に関し、SCCを無効と解すべきではないが、企業は、SCCを締結するのみでなく、データを受け取る側がSCCの条項のすべてを実質的に遵守できるか否かにつき評価を行う等の必要があるとの意見書(以下、「本意見書」)を公表しました。