2016年(平成28年)12月15日、数年来の議論を経て、「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」(以下、「IR推進法」)が成立しました。参議院において、「カジノ施設を利用したことに伴い悪影響を受けることを防止するための必要な措置 」に関してギャンブル依存症への対策が明記され、また、附則として同法施行後5年以内を目途とした見直しが明記され、衆議院本会議では、当該参議院での修正案を可決しました。

IR推進法は、カジノ施設を特定複合観光施設(IR / Integrated Resort)の一部として、民間で設立し運営することを認めました。IR推進法の成立により、「カジノ」という、これまで禁止されてきた施設が解禁されることとなり、従前と異なる新たな観光施設が日本に誕生することになります。これに伴い、本邦の関連事業(観光業界、不動産業界、建設業界、金融業界)に大きな影響を与えることが予測されます。

当事務所は、IR推進法の成立に伴う動きを注視し、ゲーミング法務(ライセンス規制を含む。)、不動産法務、金融法務、一般企業法務及び税務分野にクロスボーダーで対応可能な見地を活かし、今後数回に渡り、アラートを配信する予定です。本アラートでは、今般成立したIR推進法及び、同法施行後1年以内に成立が予定されているIR実施法の概略について取り扱います。

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