米国:ホワイトハウスの新AI行動計画及び大統領令が輸出管理に与える影響
2025年7月23日、ホワイトハウスは、同日発令された「米国AI技術の輸出促進に関する大統領令」(以下、「本大統領令」)とともに、待望のAI行動計画を発表した。本稿では、AIを開発・導入する企業にとって重要と思われる、本AI行動計画及び本大統領令における輸出管理に焦点を当てる。
AI行動計画自体、直ちに法的影響を与えるものではないが、業界が米国輸出管理規則(EAR)の改正を待つ中で発表されたものである。これは、2025年1月にバイデン政権が発表した「AI拡散規則(AI Diffusion Rule)」を、トランプ政権が2025年5月に取り消し、施行しないと発表したことを受けたものである。なお、AI拡散規則の正式な取り消しはまだ行われておらず、AI行動計画は、今後の展開を示唆する内容を含んでいる。
