インクルージョン&ダイバーシティ(I&D)が世界的に企業の課題として取り上げられるようになった一方で、近年の社会的な動きやステークホルダーからの圧力の高まり、さらにCOVID-19の影響によるコミュニティにおける不均衡などから、企業は本分野における更なる進展が強く求められています。

変化が求められる中、組織内での理解齟齬や、企業のI&D戦略における役割の不明確さが、進展の妨げになっています。Mind the Gapシリーズでは、インクルージョンの文化を醸成するために各部門が果たすべき役割と、リーダーシップ、人事、コンプライアンスなどの部門間の連携がいかに重要であるかに目を向けていきます。

シリーズ第2回では、世界各国の雇用・I&D担当リーダー900人を対象とした調査に基づき、I&D成功の妨げとなる主な要因と、パフォーマンス強化、リスク管理、I&Dプログラム進捗を加速させるために企業が取るべき重要なアクションなどについて概説します。I&Dの取り組みの最重要事項として、包括的な戦略であること、データと従業員の経験に準ずること、文化的な変化に焦点を当てることが挙げられます。

主な内容は以下の通りです:
• I&Dの取り組みに関して多くの企業は進捗を加速させる必要がありながら期待より遅れており、多様な人材の採用や維持など、長年に渡るI&Dの優先事項に引き続き取り組んでいる
• 多くの企業が従業員のニーズに合わせ、ポリシーやトレーニングを進化させる中、依然として未報告が懸念事項として挙げられ、長期における文化的変化に焦点を当てることが不可欠である
• 多くの企業は、I&Dに対してエビデンスに基づいたアプローチをとることに苦労しており、何がI&Dの進捗を真に加速させるのか、実証的な見解を持っていない

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