【東京発2019年9月3日】ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)(所在地:東京都港区、代表パートナー:近藤浩、以下、ベーカーマッケンジー)とKPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長: 宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)は、共著「海外子会社 リーガルリスク管理の実務」を中央経済社より発行しました。

日本企業にとって、海外事業はもはや生命線であり、海外での生産、調達、技術開発、そして海外市場での販売や海外企業との連携など、いずれも事業の継続と将来を支える重要な柱となってきています。また、そうした海外事業の重要性が飛躍的に高まっているがゆえに、海外事業リスクの管理、特に法的リスクの管理について、国内のみならず海外のグループ会社を包括した法令順守の必要性が認識されており、その実現手段としてグローバルコンプライアンスの概念が浸透しつつあります。しかし、現場に即した法的リスク対応については、各部署や拠点の個別対応に委ねられ、本社として全体を把握できていない状況が散見されています。

本書は、海外事業や海外子会社の管理に関わる全ての方々を対象に、海外事業特有の法的リスクの全体像を把握し、法的リスク回避軽減のための組織と業務運営の基本を理解していただくことを目的としています。グローバルレベルの法務リスク対処・コンプライアンス対応に豊富な知識と経験を有するベーカーマッケンジーの弁護士陣と、日本企業の統合的リスク管理と法務・コンプライアンス組織化支援への多数の実績を持つKPMGコンサルティングのプロフェッショナルが協力し、日本とは異なるビジネス環境の中で日本企業の海外拠点が直面しうる法的リスクを紹介するとともに、リスクの回避や管理を実行し、問題の早期発見・対処を可能とする強い組織体制の構築、運用について実践的に解説しています。

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