概要

再生可能エネルギー及びクリーンエネルギーへの関心がかつてないほど高まっています。国内市場においては再生可能エネルギーの全量買取制度の導入により、運転開始をした商業用太陽光発電所は5年間で28ギガワットを超えました。今後は風力、バイオマス、地熱、小水力発電の拡大が期待されています。またその一方で、海外における再生可能エネルギープロジェクトへの投資機会の拡大も、日本の企業や投資家の強い関心を集めています。

このような状況下、新規市場に参入し、リスクを適切に管理しながら首尾よく成果を収めるためには、経験豊富で洞察力に優れたリーガルアドバイザーの選択が非常に重要となります。ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)は、これまで数多くの再生可能エネルギープロジェクトにおいて、コンソーシアム、スポンサー、建設企業、投資家及び金融機関等を代理してまいりました。また、世界78都市に展開するベーカーマッケンジーのメンバーファームとの緊密な連携のもと、日本法及び外国法双方の知識を活かし、日本企業による海外の再生可能エネルギープロジェクトへの投資を強力に支援しています。

東京事務所の「再生可能エネルギーグループ」は、主にスポンサーに対するアドバイスやプロジェクト自体に対する支援を手がける「プロジェクトグループ」と、投資家や金融機関等へのアドバイスを提供する「銀行・金融グループ」の各メンバーによって構成されています。また再生可能エネルギー案件への対応には税務アドバイスが不可欠であり、東京事務所の「税務・移転価格グループ」とも協力してアドバイスを提供しています。法的分野をまたぐ幅広い知識を共有し、当該業務に豊富な経験を有する当グループが、国内案件はもとより、国外のプロジェクトに投資する日本企業や日本市場に関心を寄せる海外企業を積極的に支援します。