About

現代の社会では、急速な技術の進歩により、企業はかつてないほど容易に世界中でデータを収集・利用・転送できるようになりました。データをめぐる法規制の整備は進みつつあるものの、個人情報やデータの保護に関する基準は極めて複雑で、一貫性に欠けることも少なくありません。また、法の整備に伴い、コンプライアンス違反のリスクも年々高まっています。

当事務所は、日本国内及び海外において、日本企業や多国籍企業に対し、個人情報保護、セキュリティ、情報管理等について、包括的なアドバイスを提供しています。

当事務所は、グループ会社間における個人情報の取扱いに関する合意書の作成及び導入、社内外のシステムの管理等について、様々な企業にアドバイスを提供しています。また、顧客データや従業員データの管理に関する助言の他、ヘルスケア・医療機器事業に携わる企業における患者データの取扱いに関するアドバイスも提供しています。

主要実績

  • グループ会社間における個人情報保護の取扱いに関する合意書の作成及び導入に関して、日本を拠点とするグローバル製薬企業にアドバイスを提供。
  • IoT端末の新製品に関連して、複数の法域における個人情報保護法規に対するコンプライアンスに関して、日本の電子機器メーカーにアドバイスを提供。また、個人情報保護方針及びクッキー(cookie)ポリシーの策定を支援。
  • フォレンジック(企業の不正調査に伴う従業員のメール、データ等の調査)に関わる法律問題についてアドバイスを提供。
  • 依頼人の内部事項に関するメールがハッキングされ、その内容がウェブサイト上で開示された問題について、海外オフィスと協働。ロンドンにあるウェブサーバ運営会社に連絡し、ウェブサイトの公開差止を実現。