【東京発 2019年8月6日】ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)(所在地:東京都港区、以下「ベーカーマッケンジー」)は、三菱UFJ信託銀行株式会社(以下「三菱UFJ信託銀行」)がCommonwealth Bank of Australia(以下「CBA」)よりグローバルアセットマネジメント事業であるColonial First State Global Asset Management(以下「CFSGAM」)を約40億豪ドルで買収する案件について、三菱UFJ信託銀行に対し法的アドバイスを提供し、同買収は2019年8月2日をもって実行されました。

CFSGAMは、世界各国の顧客からインフラ資産へのファンド投資を含む幅広い資産運用を受託している会社(運用資産残高:2,184億豪ドル)であり、本買収の実行には多数の法領域における各種許認可の取得が必要でした。

ベーカーマッケンジーの東京オフィス及びオーストラリアオフィスのチームは、他の法領域におけるベーカーマッケンジーの各オフィス及び外部法律事務所とも密に連携し、本案件を遂行しました。

オーストラリア側でトランザクション面のリードパートナーを務めたBen McLaughlinは、「事業戦略上重要なこのような案件において、三菱UFJ信託銀行を代理させて頂き、非常に光栄に思います。グローバル金融市場を牽引する三菱UFJ信託銀行及びCFSGAMの益々の成功を祈念しております」と述べています。また、日本側でトランザクション面のリードパートナーを務めた辻本哲郎は、「本案件はベーカーマッケンジーの強みであるM&A及び金融サービス規制分野において、グローバルネットワークを駆使した比類ない対応力を示すことができたと自負しております」と述べています。

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