品質・検査偽装行為の背景には、取引先からの原価低減要請や厳しい納期要求、海外中心の生産体制へのシフト等の外的環境要因に加え、そうした環境変化にキャッチアップしきれない組織・人材等の内的問題が散見されます。

こうした各課題に、その場その場で対応しながら長年積み重ねてきた実務を、自発的に見直すことは容易ではありません。一方、いざ、偽装行為が発覚すれば、当該行為の実態・影響・原因等に関する調査をはじめ、関連製品の出荷停止措置、取引先に対する賠償、各種メディア対応、IR対応、従業員への説明等、対応しなければならないことが同時に多数発生します。

品質管理・保証を徹底することで発生を防止することが最良であることは当然ですが、すでになにかしらの課題が発生している場合にも、取引先や当局等、外部からの指摘ではなく社内で発見することにより、一定のリスクコントロールが可能になります。

本セミナーでは、米国司法省管轄の企業犯罪における実務経験、とりわけ、米国司法省との司法取引の経験を多数有する弊事務所パートナー井上朗とともに、KPMGのコンサルタントが、品質・検査偽装により惹起されるリスクに加え、品質保証に関する先端的知見から偽装行為の早期発見、発見後の危機対応、再発防止策の策定・導入における各論点等につき解説します

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(*トピックス、スピーカーは変更になる場合があります。)

  • 定員に達し次第、締め切りとさせていただきます。あらかじめご了承ください。
  • 自然災害等が発生した場合には、開催を延期または中止する場合があります。
  • 個人および同業の方のお申込みはお断りする場合があります。
  • 応募者多数の場合は、抽選にて同一企業からの参加人数を限定させていただく場合がございます。

セミナー情報

開催日 2018年7月6日(金)
時間 13:30~16:50(13:00~受付開始)
場所 あずさ監査法人 福岡事務所
福岡県福岡市中央区天神1丁目12番14号
紙与渡辺ビル3階
ご案内図
対象者 品質管理、法務・コンプライアンス、経営企画、リスク管理部門の方
費用 無料
言語 日本語
お問い合わせ KPMGコンサルティング株式会社(担当:田口)
TEL:03-3548-5307
Email:kc@jp.kpmg.com

関連情報

日時

開催地

福岡

主催者

KPMGコンサルティング株式会社、ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)

スピーカー

井上朗

取扱業務