55期

白石 絢子

Ayako Shiraishi

企業法務の分野では、社会の変化などに応じて、ビジネスの方法や環境が目まぐるしく変化するのと同様に、日々新しい法律問題が生じています。文献などにも載っていない問題もあります。そこにおいては、基本的な法律的知識や法律的なものの考え方のみならず、ビジネス的な感覚や社会的なバランス感覚も重要です。私たちの事務所では、このような案件に取り組む場合、パートナーとアソシエイトが数名のチーム制で担当し、チーム内では、積極的に意見交換を行います。生きた案件においてパートナーや先輩アソシエイトの考え方を聞いたり、自分の考え方を述べたりする中で、日々バランスの取れた実務家としての素養を学ぶことができていると実感しています。

この事務所においては、女性だからといって特別扱いはなく、性別に関係なく仕事が割当てられます。そのため、たくさんの仕事を抱えることもありますが、私は女性としての働きにくさを感じたことはありません。また、クライアントについても、きちっとそのニーズに応えてビジネスを適切にサポートしていれば、信頼を得ることができ、女性だからといってクライアントの信用度や評価が変わるということはありません。女性だからという甘えは全く通用しない世界ですが、私は、一人の社会人として責任を持って仕事をしていきたいとお考えの女性の方には働きやすい分野の仕事だと思っています。

知的好奇心が旺盛で、様々なことを吸収して勉強したいという方、ぜひチャレンジしてみてください。

60期

長橋 宏明

Hiroaki Nagahashi

私が当事務所を就職先に選んだのは、当事務所が、準大手というその規模故に、幅広い分野の業務を扱っていることと、弁護士1人1人の個性を尊重するという伝統的なコンセプトとを両立させているからでした。

私は、事務所選びのポイントは、自分がそこで何をするかということに尽きると思います。私の場合、就職活動をしている時、どんな弁護士になりたいか、何を専門に扱っていきたいかという具体的な将来像が定まっていませんでした。そのため、いきなり専門性の習得を求められるような事務所ではなく、幅広い分野に亘る仕事を実際に体験でき、自分のやりたい仕事を探せるような事務所に入りたいと考えました。

当事務所では、1年目の弁護士はコーポレート・M&Aやファイナンスなど全てのプラクティス・グループに配属されるローテーションシステムを採用しており、各人が実際に専門分野を決めるのは2年目以降になります。また、ローテーションに関らず、自分が興味をもっている仕事があれば、それを積極的にアピールすることによって、多くの場合、望んだとおりの仕事を経験させてもらえます。例えば、私は、渉外業務だけでなく、訴訟の仕事にも興味がありましたので、入所してすぐ、訴訟もやりたいという我が儘を先輩の弁護士にぶつけました。するとすぐに、訴訟のプロジェクトチームに参加することができ、一般民事の事務所でなければ経験できないと思っていた本格的な訴訟に携わることができました。こうしたシステムの恩恵を受けて、M&Aやファイナンス、企業の内部規則のドキュメンテーション、金融商品取引法、倒産法、独占禁止法、労働法等といった法分野を問わない様々な仕事に携わることができました。そして、その中で、当初あまり興味をもっていなかった仕事が非常に面白く感じたり、想像もしなかった深みを知ったりすることが多々あり、やはり弁護士の仕事はやってみなければわからないということを実感しました。

一生をかけて進む道だからこそ、何でも経験してみたい、そしてその上で進むべき道を選びたい・・・そう思って当事務所に就職したことに間違いはなかったと確信しています。

やる気に満ち溢れながらも、自分の進むべき道を決めかねている方がいらっしゃったら、是非一度、私たちの話を聴きに来ていただければと思います。